フラワー~花のように~

いつものように帰る道 路地の端には名も知らない花
道行く人が過ぎてく 僕はただ眺めていた
どんな時でも花は 見ていたのにさみしい
あなたと出会って あなたと話した
あなたと笑って あなたを想った
手を繋ぎみつめて 片寄せ歩いたこの道 
胸の奥にささってる

雨が降るときは駅前に 傘を持っては迎えにきてくれたり
些細な事や悩みも 笑い飛ばしてたあの頃
どんな時でも花は 見ていたのに悲しい
あなたを疑って あなたとぶつかった
あなたと解りあって あなたを信じた
離したその手を 探して 迷った
夜露に濡れた花びら 雫が落ちて弾けて 消えた‥

時は過ぎ去ってく 時は残酷で 
願いは叶わず 道は離れてく
あなたと出会って あなたを愛した 
心の底から もっと‥
嵐の時だって 真白に咲いていた
顔をあげ真っすぐに 名前も知らない 
花のように